hossyのドイツ田舎暮らし

好きな場所で働き暮らす!ドイツの田舎暮らしをつづったブログです。

【実録】となりの海外移住★地中海に浮かぶ島・マルタ島で暮らす。

こんにちは。hossyです。

海外でぷらぷらしていると、同じく海外でぷらぷらしている人によく会います。みんなそれぞれ信念を持って、努力してぷらぷらしているので話していて楽しいのですが、こんな話しわたしだけが知っているのはもったいないと思い、これから”【実録】となりの海外移住”というシリーズでシェアしていくことにしました☆

第一回目は、地中海のへそと呼ばれるヨーロッパの海のリゾート地、マルタ島で暮らしているヒロキ レオさんをご紹介します。

TVでも紹介されたことのある景色のキレイなスポットに、ヒロキさんの職場はあります。

マルタはどこにあるのかというと、イタリアの先にある島国で、ヨーロッパとアフリカをむすぶ、地中海の真ん中あたりに位置します。冬でも暖かい気候と、オーシャンビューや古いヨーロッパの街並みで、ヨーロッパのリゾート地として人気の場所です。
ヨーロッパにしては珍しい英語が公用語英語圏でもあり、物価も安めで、近年はフィリピンのセブ留学と並んで英語勉強の留学地としても有名です。

ヒロキさんは、高級ホテルなどが立ち並ぶマルタのセントジュリアンという所にある、高級日本食レストランで料理人として働いています。海が好きだったことや、ビザなどの関係から、マルタで暮らすことになったそうです。

マルタに来る前は名古屋でバーを経営していました。海外へ進出したきっかけは、自身の節目の誕生日だったそう。
「自分の店をこのまま続けて10年後も同じことをしてると思ったら、嫌だな、と思ったんですよ。」

そこで、調理師学校を卒業し、レストラン・バーで働いていて自身の経歴を考え、「寿司しかない」と思ったという。

思い立ったらすぐに行動するというヒロキさんは、寿司屋を営む知人に修行の為に働かせてもらえるよう頼んだ。
「本気ならいいよ」と即答で返事をもらい、魚のさばき方、寿司飯の作り方など基礎からを1年以上学んだ。1からすべてをできるようにならないと、後々応用が利かなくなるからと、真剣にやったのだそう。

それからセブ島で3ヶ月間、マルタで半年間語学留学をし、英語を勉強。

マルタでの学生時代に、ルームメイトから寿司職人の求人を紹介してもらい、応募してみた。
日本へ留学経験もあるオーナーで、同じく大変な思いをした留学生の苦労を分かっているからと、学生だったが融通を聞いてもらい採用され、そのまま卒業後にフルタイムへとシフト。しっかり働いて恩を返していきたいとヒロキさんは言う。

「日本の個人店ではサーモンを一匹丸ごとさばくなんてことはないが、ここでは1日でサーモンを丸ごと10数匹をさばくこともあるんですよ。」

高級日本食屋という環境柄、様々なお客さんとの出会いがあるという。ここでのネットワークを生かして、自分の日本食関係のビジネスを始めるための準備もしている。日本食とは言え、日本人のお客さんだけでなく、現地の人にも受け入れられるお店を作りたいと語る。
「日本人以外がやっているニセモノの日本ショップはすごく多い中、ちゃんとした日本人オーナーがやっているお店として「あの人がやっているなら」と信頼されるようになりたいです。」

ヒロキさんのお話しを伺っていると、リアルにそう遠くない将来に実現している姿が目に浮かんでくる。
「多分そのお店、やってますね」と思わず言ってしまう。

「トントン拍子にここまで来ましたけど自分はたまたま運がよかっただけです。」とヒロキさんは言うが、
「恐らく自分はどこでもやっていける人間だと思うんですよね。新しい土地では一つ一つが壁となってやってくるが、それが楽しいじゃないですか。それを大変と思うか、楽しいと思うかが、人によって違うんでしょうね。」

高級レジデンスが立ち並ぶのもヒロキさんのレストランの近くにあるマルタ唯一の高層ビル。

国内と海外移住。
ビザや言葉の若干の違いはあるが、未知のことに挑戦していく生き方は同じに感じる。
是非参考にされてみてはいかがでしょう。

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