【特典あり】ドイツ在住者が教える、本当に使える海外旅行保険付きクレジットカード3選
こんにちは、昨日ドイツの歯医者で歯を抜いてきたhossyです。
ドイツで歯医者に行くのは2回目です。前回はハリボー食べてたら、あまりの弾力に銀歯が取れました。。
この記事では海外で病院に行く際に役立つ、実際に使ったクレジットカードの付帯保険について記事にします。
自慢できることではないですが、もう何度も海外で病院に行ったことがあります。
ちなみに海外旅行保険をわざわざ契約はしていません。
旅行代理店とかエージェントで勧められるあれです。入っておいた方がいいかな?と思い調べたことはありますが、数ヶ月海外に滞在するとなるとびっくりする保険料で諦めました。
じゃあ海外の病院は全部自費で払ったかというと、そんなことはありません。
クレジットカードの中には、申し込み不要の自動付帯で海外旅行保険がついているものがあります。ちなみに歯の治療費はデフォルトでは付帯していないことが多く、歯科治療費用補償特約などのオプションが必要になります。これは一般の海外旅行保険も同じです。このオプションが結構高いので、歯の治療はできるだけ日本でしていきましょうね。
では歯医者以外では何の病院に保険が使えるの?と思いますよね。一般的にはケガ、病気で病院に行くのであれば補償対象となることが多いです。補償内容を見ても細かい注意書きがいっぱいで難しいですよね、保険って。
そこでわたしの実体験のお話をしたいと思います。
1 手荒れで化粧水、乳液、ボディソープが無料でもらえた
わたしもはじめはクレジットカードを支払いには日々使っていたものの、海外保険の内容については ”何か大きな事故した時の保険でしょ?” くらいの感覚で、ちっとも分かっていませんでした。
オーストラリアにいた時に誰かから、「肌が荒れてるんです」という内容でも保険が使えるよ、という話しを聞きました。
その時はフラワーアレンジメントのレッスンをやっていたので、本当に手がかさかさになっていました。これは試しに保険を使ってみるチャンス!と思いクレジットカードの会社に問い合わせをしてみました。
ホームページに電話番号が載っているのですが、正確にはクレジットカードが提携している保険会社に電話がつながり、対応してくれます。
電話をしてみて驚きました。
「手が荒れちゃって、、」という風に電話をしたら、「さぞお辛いでしょう。全力でサポートしますので、安心してくださいね!!」というまさかの言葉!窓口の人がとても優しい!!
その後なんと、現地での病院の予約までしてくれるということで、住んでいる場所、空いてる日、日本語通訳は必要かどうかなどを聞かれました。
「予約ができたらまた連絡しますね」ということで電話を切り、待つこと約30分。
折り返し電話がかかってきて、病院の予約ができました!とのこと。
この間に、わたしの代わりにわざわざ日本から電話をかけて、病院を探してくれたのか!!と、ただただ感謝。
折り返しの電話では、予約が取れた病院の名前、場所、時間など、あとはキャッシュレスで診察する流れなどが伝えられました。あとは行くだけ!!
キャッシュレスとは何ぞやと思いましたよね。わたしも思いました。通常海外保険は、一度現地で診察台や薬代を立て替えて、帰国後に保険会社に請求、保険金が支払われるという仕組みです。でもキャッシュレスなら、病院でカード会社の情報など細かく書きますが、その書類に記入だけして、お金は一切払いませんでした。
ちなみに手が荒れているから、と来院して先生に見せたところ、化粧水と乳液、ボディソープまでくれて、「なくなったらまた来てね。」と優しい一言。ちなみにそのお金も一切かかっていません。
貧乏ノマドワーカーのわたしには本当にありがたかったです!乾燥していた全身に使い、全部使い終わったあと、もう一度おかわりももらいに行きました。
ドラッグストアに売っているのを見たら、3つで30ドルくらいはしていたと思います。
海外の病院って重症じゃないと断られることも多いんですよ。1ヶ月後しか空いてません。とか言って。こんなに先生が優しかったのも、クレジットカード保険の力じゃないかな、、と今なら思います。
2 口内炎の薬を日本で買い忘れた
日本では毎年ひどい花粉症に苦しまされるのですが、わたしの場合一般的なくしゃみ、鼻水の症状とはちょっと違い、ノドの激痛+口内炎があちこちにできまくるという症状。口中はもちろん、舌や舌先、ノドの中にまでできるものだから、もう本当に辛いという言葉で言い切れないほど辛いです。
2〜4月までの花粉真っ只中を日本で死にそうになりながら働いて過ごし、命からがらドイツにたどり着き、やっと息ができました。ドイツに着くないなや口内炎も徐々に治り始めてはいましたが、やっぱり薬がないと不安で、本当は日本で買ってくるはずだったのにうっかり買い忘れ、どうせならと現地の耳鼻咽喉科に行くことにしました。
日本の保険会社のコールセンターに電話すると、相変わらず「口内炎、さぞお辛いでしょう、、」とやさしく声をかけてくれて、近くの日本語の病院をさがしてくれました。
その時ちょうどいたのがデュッセルドルフという日本人の多い街で、そこにいる間に病院に行こうと思ったのもありますが、ちゃんと日本語のできる病院をまた探して予約してくれて、折り返しの電話をくれました。
来たばっかりの場所で病院も何も分からないので、本当にありがたかったですね。前回オーストラリアで病院に行った時は、そこに日本語ができる病院があるのはもう知っていたので、予約してもらわずとも自分1人で行って何とかする気満々でした。
でもこの時は本当に見知らぬ土地で言葉も分からないですし、まさにこういう時のための旅行保険だ!!と心にしみました。
3 物をなくした時も全額保障
これはわたしの話しではありませんが、わたしがガイドをした日本人の人のケースを紹介します。
フランクフルトの街中を散策中、ドイツは中々フリーのトイレがないので、大型ショッピングモールまでトイレを使いに行きました。その後レーマー広場などの観光地をまわって、途中ガイドブックなど小さな買い物はしたのですが、ポケットマネーですんだのでお財布を出すことがなかったんですね。
バッグがないのに気づいたのはだいぶ時間が経った後でした。
トイレに行った時にバッグを外して、そこに置き忘れたのだということだったので急いで戻りましたが、どこにもありませんでした。インフォメーションのお姉さんに聞いたり、警察に行ったり、忘れ物センターに登録に行ったりとあれこれしましたが、結局次の日の帰国まで見つかることはありませんでした。
その方はクレジットカードを何枚か持っており、日本に帰国後、保険の申請をしたそうです。現金などなくなったものは戻ってこないし、カードの再発行など忙しかったそうですが、「バタバタして、結果としてバッグや財布が全部新しくなっただけという感じ。」と言っていました。なんとなく結果オーライだそうです。
またなくしたバッグと別にしていたカードが1枚だけ手元に残っていて、次の日会ったらそのカード会社に電話して、フランクフルトでカードが使えるお店を調べてもらっていました。最終的にディナーの予約までカード会社がしてくれました。
まさかいつも使っているクレジットカードがこんなに手厚い保障がついているなんて、普段は気がつかないですよね。万が一のことがあって気がつくものなので、むしろ知らないでいる方が良いことなのですが。。
でもクレジットカードに付帯している保険がどれだけ素晴らしいか知っておけば、もし万が一あった際にも落ち着いて対処できますよね。
4 おすすめの海外旅行保険つきクレジットカードは?
さて前置きが長くなりましたが、ここからはおすすめのクレジットカードをご紹介します。
1 三井住友VISAカード
わたしが18歳の時に母が作って、今もなおずっとお世話になっているクレジットカードです。前述の病院での電話の対応も、この三井住友VISAカードの付帯保険になります。
保険の窓口のVJ保険デスクというところに電話しますが、対応してくれるのは三井住友海上の会社になります。
保障内容はこんな感じです。
カード種類 | クラシック |
---|---|
担保項目 | 保険金額 |
傷害死亡・後遺障害 | 最高2,000万円※ |
傷害治療費用 (1事故の限度額) |
50万円※ |
疾病治療費用 (1疾病の限度額) |
50万円※ |
賠償責任 (1事故の限度額) |
2,000万円※ |
携行品損害[自己負担:1事故3,000円] (1旅行中かつ1年間の限度額) |
15万円※ |
救援者費用 (1年間の限度額) |
100万円※ |
ケガや病気の場合、最大50万円まで保障してくれます。最大なので、治療が5万円であれば、5万円が保障金額になります。
注意してほしいのはこの※マークです。HPには補償対象について次のようにあります。
【補償対象期間について】自動付帯分については、旅行開始期間から3ヵ月間(かつ旅行期間中)が補償対象となります。カード利用条件付帯分については、旅行開始前にカード利用条件を満たした場合、旅行開始期間から3ヵ月間(かつ旅行期間中)が補償対象期間となります。出国後に初めてカード利用条件を満たした場合、カード利用条件を満たした時点から3ヵ月間(かつ旅行期間中)が補償対象期間となります。
つまりこの旅行について、何でもいいので旅行に関して三井住友VISAカードを使い、その時から3ヶ月以内であることが条件です。
旅行に関してなので、飛行機のチケットでも、電車の切符でもホテル代でも、三井住友VISAカードを使っていればOKです。
そして興味深いのが、出国後にクレジットカードを使った場合は、その時点から3ヶ月間補償期間になります。海外に来て1ヶ月目に初めてカードでホテルを予約したら4ヶ月目まで補償されるんですね。とはいえ通常は3ヶ月以上海外に滞在するためには何かしらのビザが必要になることが多く、ビザの取得のためには指定の保険に入る必要があったりするので、3ヶ月以上補償期間が必要になるケースはあまりないと思います。
ちなみに一度海外に行って帰国し、再度海外に行けばまたそこから3ヶ月間補償が有効です。
わたしは9ヶ月くらいオーストラリアにいて、一旦帰国し2ヶ月後にドイツに来ましたが、また普通にカード保険が使えました。
少し年会費はかかりますが、やっぱり日本で最も有名なクレジットカードですし、わたしも実体験を通して本当に一番おすすめできるクレジットカードです。
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2 楽天プレミアムカード
三井住友VISAカードの次に、おすすめするのがこの楽天プレミアムカードです。わたしも海外によく人なら絶対持っておくべきだよ!と海外旅行ベテランの先輩に勧められました。
何がすごいのかというと、この楽天プレミアムカードがあれば、世界143ヶ国、500以上の都市や地域で、1200ヶ所以上の空港ラウンジが利用できます!!
通常空港ラウンジというと、一般の人は利用できないか、利用できたとしてもめっちゃ高いお金を払わなくては行けません。それが無料で使えるのが「プライオリティ・パス」という会員なのですが、楽天プレミアムカード会員は、その中でもランクの高いプレステージ会員同等のサービスが受けられるんだそうです。
ラウンジが無料で使えるのはもちろん、インターネット使い放題、飲み物シャンパン飲み放題なわけです。これなら空港の待ち時間が快適で仕方なくなりますよね。
プレミアムなカードなので年会費が10,800円/税込みはかかりますが、たった1万円でこれだけのラウンジが使い放題ならば全然払えますよね。しかも楽天ポイントも貯まるので、余裕で元が取れます。
補償内容はこのようになっています。
補償金額は違いますが、こちらも窓口は楽天カード保険デスクで、三井住友海上さんが対応してくれます。
ひとつ大きな違いは、こちらは日本出国前にクレジットカードを使い、出国後3ヶ月間補償が有効なことです。
HPには以下のように記載があります。
保険が有効となるには、日本を出国する以前に下記に該当する代金を楽天カード[Ⅰ]で支払っていること。
自宅から出発空港までの交通費 (公共交通乗用具の運賃) |
または |
海外旅行代金 (募集型企画旅行の料金) |
「クレジットカードを使った時から」か「出国から」3ヶ月間かは、カードによって決まりが違うので注意しておきましょう。
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3 楽天カード
3位は普通の楽天カードです。補償額が少なくなったり、プレミアムと違って空港ラウンジの特典はありませんが、その分年会費は無料です。また楽天ポイントは同じく貯めることができるので、初めてのクレジットカードデビューに登録している方も多いです。
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おまけ 裏技
ちょっと裏技的な知識になりますが、クレジットカード保険は1枚だけしか使えないということはありません。
2枚あれば2枚分補償が受け取れます。 つまり補償額の大きなゴールドカード1枚持って100万円の補償と、1枚50万円の普通のカード2枚と同じ補償内容ということになります。
であればメインのカード一枚プラス、年会費無料のクレジットカードをもう一つ持っておくというのがおすすめです。
年会費無料で海外旅行保険が自動付帯のクレジットカードを他にも探しているので、随時更新していきます。
でもおすすめした3つのカードのうち2つあれば十分じゃないかと個人的には思います。
他の比較サイトでも上位ランキング常連なようです。やっぱり人気なのには理由があるんだなと、今回自分でも調べて思いました。