hossyのドイツ田舎暮らし

好きな場所で働き暮らす!ドイツの田舎暮らしをつづったブログです。

コスパがいい?!わたしが第2のベルリン ライプツィヒに住むことを選んだ理由

こんにちは。家が見つかってからというもの、ほとんど引きこもりのhossyです。

さてわたしは、セカンドベルリンとか、第2のベルリンと呼ばれることも多い、ライプツィヒという街に暮らしています。 ベルリンに次いで旧東ドイツで第二の都市であり、ベルリンまでも電車で1時間10分くらいで行くことができます。

なぜわたしがベルリンでなくライプツィヒに住んでいるかというと、 1、家賃が安いから&家探しが比較的楽だから。 2、街がキレイだったから。

今回はライプツィヒの街についてレポートしたいと思います。

このヨーロッパらしい街並みも、ライプツィヒの気に入っているところです。

 

ライプツィヒは第二のベルリンは本当?

まず、「ライプツィヒは第二のベルリンは、本当か?」ということは、わたしは本当だと思います。 詳しい記事はまた書きたいと思いますが、10年以上前のベルリンは、きっとライプツィヒみたいだったんじゃないかな、と思います。 もちろん今のベルリンを知っている人からすると、ライプツィヒは全然ベルリンとくらべ物になんかならないと思います!全然違う!とブログに書かれているのも見ました。笑

しかし今のベルリンも、最初は戦後東西に分断されて何もなく、物価が安かったために、お金のないアーティストやスタートアップが集まってきたといわれています。

わたしはライプツィヒで、ベルリンで家賃が高くなりすぎたために、追われてきた人を何人か知っています。また今のうちの家賃、月225ユーロ(450ユーロを妹と割っているので)を昔ベルリンに住んでいた人に話したところ、 「懐かしい金額ですねー!!」 と言われました。当時ぼったくりと呼ばれていたアパートですら、1部屋250ユーロくらい(だったと思う)と言われていたそうです。今やルームシェアでも最低400ユーロ〜くらいだとすると、本当に高くなっているみたいですね。さらに、人気過ぎて部屋数が足りず、家探しがものすごく困難だとよく聞きます。実際、ベルリンに住む人には、「仕事を探すよりも家を探す方が難しい」と言われ、ベルリンで家が見つからなかったからとライプツィヒに来た人も知っています。

ライプツィヒでも家探しは難しかったです…が、ベルリンではこの比じゃないくらい、難しいと思います。

生活費が安い!

では、そんなわたしのライプツィヒの1ヶ月の生活費ですが、現状

前述の家賃が225ユーロ 生活費は多くても100ユーロ 携帯電話8ユーロ(ALDI TALK)

です。

そうすると1ヶ月生きて行くのに必要なお金は333ユーロくらいということになります。日本円で、45000円しないくらいです。 ここにビザのために必要な保険代が60ユーロくらいありますが、今回はそれは計算しないものとします。 ではひとつずつ見ていきましょう。

まずは家賃

住んでいるアパートは2ベッドルーム+キッチン+バス・トイレ(本当は3ベッドルームですが、1部屋はオーナーが荷物を入れて鍵をかけて使えない)です。これに水道光熱費やインターネットや家具家電も全部込みで1人225ユーロです!

うちが特別安いというわけではなく、ドイツのメジャーな家探しサイト、 WG−GESUCHT.de でわたしも家探しをしましたが、だいたいそのくらいかと思います。

わたしがライプツィヒで家探しに使ったwebサイトは、このWG-GESUCHT、Mixbドイツ版、あとはFBのグループがあります。

家探しについてはまた次回記事にしたいと思います。

 

それから生活費。

ほとんどスーパーで買い物しています。ドイツのスーパーは物価が安いので、野菜なんかは何10円、水も30円くらい、ビールも安いものなら何10円で買えます。笑 たまに外には飲みに行きますが、ライプツィヒにはお金のかからないシークレットな飲み屋?さんがあったり、あとはもうケバブを買って帰って家飲みなんかが多いです。笑 我が家はキッチンも大きいので、この前は家でもんじゃ焼きを作りました。 ドイツのスーパーに売ってるもので、もんじゃ焼き作れます。笑

あと日本では多大な金額を占めていた交通費も、ライプツィヒの中であれば自転車で行ききできるので、ほとんど使わないです。 ライプツィヒの外、たとえばベルリンとかフランクフルトまで行く時は、安いバスを使います。ベルリンへは片道7.9ユーロ、フランクフルトへは15ユーロくらいです。もう安くて便利で使いまくっています。

ドイツの移動手段の話もまた次回に。

 

携帯電話代

Airbnbのホストに教えてもらった、格安スーパのALDIの携帯SIMカードを使っています。ALDI TALK(アルディートーク)パケット300というプランで、7.99ユーロ/4週間。

詳細はこちらにリンクしておきます。→ALDI TALK Paket 300 内容hは、

300分の通話またはSMS ドイツ国内のALDI TALKへの無制限通話とSMS 1.25 GB LTE高速インターネット

という感じです。もっとデータ量がほしい方は、他にもプランがあるので見てみてください。ドイツ人の友達もアルディトークを使っているので、かけ放題で電話できています。笑

こんな感じでまだドイツで労働許可をもらえていないですが、細々やっているフリーランスの仕事だけでも十分生活できています。

本当、極小スタートアップにはありがたい環境です。

 

街がきれい!

最後に、ライプツィヒに住もうと決めた一番の理由は、街がキレイだったから。

ベルリンは首都で大きな都市なので、とても”きれい!!素敵!”とは中々なりずらいです。。日本だと東京とかも、そうですよね。ある程度のゴチャゴチャは仕方ないのかと。

実はライプツィヒはかつて「ミニパリ」と呼ばれていたほど、美しい街だったのだそうです。

また音楽の街とも呼ばれ、バッハやモーツアルト、日本からは滝廉太郎などが留学生で訪れていた街でもあります。街のいたるところに、そのゆかりの観光地や石碑などが飾られています。

そのあたりのことは、わたしのこちらの記事で詳しく書いています。

音楽の街ライプツィヒ!中世音楽に思いを馳せるスポット巡り

歴史とモダンを感じるライプツィヒのショッピングスポット5選

 

戦争後の東西分裂、その後の統一を経て大規模な人口減少が続いていましたが、近年は街の再生化も活発で、かつての街の美しさを少しずつ取り戻しつつあります。ボロボロだった空き家などは撤去され、代わりに整備された都市計画に基づいて大きな公園だったり、自然がいたるところにたくさんあります。

もちろん街中には100年以上前からある、当時のきらびやかなパッセージュやアーケード、オペラハウスなどの建物も残っているので、かつてのノスタルジーを感じることもできます。

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